定時制、やりがいありますよ!

まず、生徒の人数が圧倒的に少ないです。

東京都でひととき注目されたチャレンジスクール(この例は都立六本木高校)、昼夜間定時制(三部)だと、一クラス25人が5つ(昼間が2クラスずつ、夜間が1クラス)。
夜間のみ(こちらは都立向丘高校)だと25人まで行かないこともありますね。

中学校まで訳あって自分の力を出し切れなかった生徒にとっては、立ち直る絶好のチャンスでもあります。
生徒人数が少なければ、わからないところを先生に質問に行くと、とことん教えてもらえます。
全日制に進んだ生徒よりもしっかり見てもらえることは間違いありません。
また、高校を事情で出なかった大人たちが勉強に再チャレンジしています。
大人たちと同じくらいの熱量でがんばると、大化けできるかもしれませんよ。

夜間部で、今までやんちゃしていた生徒は、高校に行っていない友だちにひきずられるおそれも…。
21時ごろに下校して、それから昔の友だちと遊ぶことになると、少し心配ではあります。
でも、夜間部は安価な給食があります! 家庭では準備しにくい玄米は、なぜか高校生たちに好評です。
1年から4年までの生徒と、校長、副校長、教員スタッフみんなで食事をとるので、なんとなくつながりのようなものを感じます。
それがきっかけで、学校のほうに目が向いてきた生徒もずいぶんいたようです。

いくつかの部活で「定時制・通信制」だけのカテゴリーの全国組織があります。
「もうひとつの甲子園」といって、何度もテレビに出ているのを覚えていらっしゃるかもしれませんね。軟式野球部です。
卓球部も全国大会を開きます。常連校はありますが、たまたま強いメンバーが入ってきて、全国にまで進む、ということもあります。
人数が少ないので、学校独自で大きな行事を実施することはできないのですが、こぢんまりと文化祭と球技大会をやっていました。

今までは大きな学校で苦労してきたけれど、小さな集団の中で、あらためて勉強をしたい人には、定時制はおすすめです。
授業料も安く、夜間の場合は給食もあり、経済的にも楽です。昼間部に属して、塾に通って大学受験をめざすのもありです。
そんな、いろいろな生き方で、ひとりひとりの生徒がよい刺激を与え合えるのが、定時制のよさではないかと思います。

定時制高校の進学率は?

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